【シンガポール共同】ミャンマー北部カチン州の中国国境地帯で2月のクーデター後、中国企業によるレアアース(希土類)の違法採掘が急増していることが17日、分かった。欧米諸国から制裁を受けるなど経済への打撃が深刻化する中、国軍が資金獲得の目的で許可している可能性がある。

 ミャンマー・カチン州チプウィ

 地元環境団体「透明性と説明責任・カチン州ネットワーク」(TANKS)が電話取材で明らかにした。一帯は国軍との関係が近い少数民族武装勢力の支配地域。法律で定める環境アセスメントなどを実施しておらず、河川など周辺の環境汚染が深刻化。収益は国軍、武装勢力、中国企業の間で分配されているもようだ。(共同通信)