東京都八王子市で4月、アパートの外階段が崩れて女性が転落死した事故で、施工した「則武地所」(相模原市)が手掛けた東京都と神奈川県のアパート計57棟に階段の劣化などが確認されたことが18日、同社の代理人弁護士への取材で分かった。同社は補修が必要な可能性があるとして、物件の所有者に書面で注意喚起を通知した。

 警視庁の家宅捜索を受ける則武地所=2日、相模原市

 代理人弁護士によると、57棟の多くは相模原市内の物件。事故を受け、同社社員が目視点検し、階段や廊下などの共用部でさびや、防水が不十分な箇所が見つかった。

 同社は13日、横浜地裁相模原支部に自己破産を申請。補修費の負担や補償はできないとしている。(共同通信)