沖縄県うるま市の石川漁港で4月、海面に転落した60代の男女2人を救助したとして、石川署は14日、平山貴士さん(39)=うるま市、山城健人さん(26)=沖縄市、瀬良垣守さん(70)=うるま市=の3人に感謝状を贈った。

大城隆署長(後列中央)から感謝状が贈られた(前列右から)平山貴士さん、山城健人さん、瀬良垣守さんの代理の天願操一朗さん=14日、うるま市・石川署

 同署によると、漁港で女性が足を滑らせ、海面に転落。一緒に釣りをしていた知人男性が女性を助けようと海に飛び込んだが、戻れなくなっていた。

 職場の同僚の平山さんと山城さんは、2人で釣りを楽しんでいたところ、水音で転落に気付いた。山城さんが、その場にいた漁師の瀬良垣さんから漁業道具の棒(約3メートル)を借り、転落した2人を誘導して救助。その間に平山さんが消防へ通報したという。

 山城さんは「大きな音が聞こえたので海面を見ると、2人がロープにしがみついていた。2人が無事で良かった」と話した。

 大城隆署長は「迅速、的確な救助で人命が救われた」と感謝。「これから夏に向けて海や川に出掛けるシーズンになる。安全活動への理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けた。