沖縄県立コザ高校の男子生徒が自ら命を絶った問題を受け、県教育庁が公表した県立学校の部活動実態調査では、部員の2%に当たる133人が体罰やハラスメントを受けたと回答。部員と指導者の認識にもずれが生じていることが明らかになった。

部員と指導者の信頼関係が築けていると感じるか

 体罰やハラスメントを受けたと回答した部員のうち、最も多かったのは暴言で115人。無視46人、体罰28人、セクハラ12人と続いた。

 誰から受けたかでは、顧問教諭が52・6%(70人)、外部コーチ21・8%(29人)、部活動指導員9・0%(12人)が上位を占めた。力関係から指導がエスカレートした可能性がある。

 最初に相談した人は、同じ部の部員49・6%、保護者(家族)18・8%、友人含む生徒15・8%。教職員は1・5%、誰にも相談できていない12%だった。

 部活動が原因で精神的に不安な部員がいるかとの問いに「いる」としたのは5・6%(365人)。うち130人は「指導者が気付いていない」と回答した。

 「日常的に高圧的・威圧的な指導となっている」と答えた部員も291人いた。

 悩み事で「指導者の私用の携帯電話等からの連絡・指示が多い」を挙げた部員は83人いた。

(写図説明)部員と指導者の信頼関係が築けていると感じるか