沖縄県警うるま署(新木満署長)は17日、電子ギフトマネーの利用権をだまし取る架空請求詐欺を未然に防いだとして、ローソン具志川田場店の従業員、山田健人さん(30)=同市=に感謝状を贈った。

新木満署長(左)から感謝状を受け取った山田健人さん(中央)=17日、うるま署

 山田さんは1日、60代の男性客がメモ帳を手にプリペイド式の電子マネーを買おうとしているのを不審に思い、声を掛けた。詐欺と断定できず、その日は販売したものの、男性が翌日も来店して購入しようとしたため、理由や送金先を確認し、詐欺の可能性が高いと判断。警察へ相談するよう男性を説得し、同署へ通報した。

 同署によると、男性の携帯電話に「5億5千万円が当せんしました。受け取りにお金が必要なので送金してください」という内容のメールが届き、信じた男性はメールの指示に沿って電子マネーを購入しようとしていた。

 男性は4月29日と5月1日に計1万3千円分を買っていた。山田さんは「詐欺被害を途中で止められて良かった。似たようなことがあれば、声掛けができるよう、お客さんをよく見ながら接客したい」と話した。