東京パラリンピック陸上「男子車いすT52」の400メートルと1500メートルに出場が内定している市出身の上与那原寛和選手の後援会(眞島長治会長)が18日、市役所に桑江朝千夫市長と小浜守勝市議会議長を訪ね、大会派遣などに係る資金協力を求めた。後援会によると、新型コロナウイルスの影響で思うように寄付金を集められず、本年度の活動費が約100万円不足しているという。

上与那原寛和選手

 後援会の新規会員や寄付金を集める機会となる定期総会は、昨年に続き今年も中止。個人や企業への訪問も自粛しているため、寄付金集めに苦慮している。大会や合宿への派遣に本年度は約140万円必要だが、現時点で約100万円が不足し、危機感を募らせている。眞島会長は「選手を安心させて東京パラリンピックへ送り出したい」と訴えた。桑江市長は「素晴らしい選手を世界へ送り出すことは、市民にとっても自信と誇りになる。担当者と相談して、支えていきたい」と述べた。

 上与那原選手は2008年の北京から、ロンドン、リオと3大会に連続出場。北京ではフルマラソンで銀メダルを獲得。リオでは1500メートルで4位入賞を果たした。50歳で迎える東京大会ではメダルを狙う。

 後援会は一般からの寄付も募っている。

 問い合わせは事務局、電話090(8294)1352。