ヘリ基地反対協議会のダイビングチーム・レインボーが27日夜、沖縄県名護市の大浦湾の通称「チリビシ」でサンゴの産卵を撮影した。産卵したのは枝状のミドリイシ属のサンゴ。撮影した吉岡千絵さんによると、直径2~3メートルほどのサンゴは横に広がり、周辺に大小のサンゴもあった。

産卵する枝状のミドリイシ属のサンゴ=27日午後8時40分ごろ、名護市大浦湾の通称チリビシ(ダイビングチーム・レインボー提供)

 場所は、辺野古新基地建設に伴う臨時制限区域から約1・5キロの地点。この日は浮遊生物が多く、当初、サンゴ産卵と分からなかった。卵と精子が入ったピンク色のカプセル「バンドル」が水中に漂って無数に増え、産卵と確信したという。

 吉岡さんは「素晴らしい光景を多くの人に知ってもらい、大浦湾の環境を守り続けていきたい」と話した。