沖縄県与那原町の上下水道事業管理者を兼務する照屋勉町長は2日午後、記者会見を開き、4月分の上水道料金と下水道使用料金を一部の銀行口座から二重に引き落とすミスがあり、381件、317万3055円を誤って徴収したと発表した。

水道料金の誤徴収で謝罪する沖縄県与那原町の照屋勉町長(中央)、城間秀盛副町長(左)、石川毅上下水道課長=2日、与那原町役場

 町によると、口座引き落としを利用している金融機関1カ所で、4月分の428件、345万9892円のうち、5月20日に402件、331万1705円を引き落とした。

 残高不足などで引き落とせなかった26件に対し、銀行に再度の引き落としを依頼する際、担当職員が誤って428件すべての引き落としを依頼したことで、5月28日に381件、317万3055円を二重に引き落としたという。

 町民から「20日と28日の2回、水道料金が引き落とされている」と問い合わせを受け、調べた結果、発覚した。

 口座引き落としを利用している金融機関7カ所のうち、誤徴収があったのは1カ所で、他の6カ所は適切に処理されていた。

 町は誤徴収のあった個人や法人に、封書で通知するほか、速やかに還付する手続きを進めている。二重に引き落とした額を指定した口座に振り込み、町が手数料を負担する。システムの改善など再発防止策も検討するという。

 照屋町長は町民に謝罪した上で、「二度とミスが起きないよう、しっかりと取り組む」と話した。