2019年度の教科書検定で不合格となり、翌20年度に合格した自由社の中学社会について、沖縄県教科用図書選定審議会(金丸利康会長)は4月28日、同教科書に関する調査研究資料を県教委の金城弘昌教育長に答申した。

自由社の教科書などについて、金城弘昌教育長(左)に答申する県教科用図書選定審議会の金丸利康会長(中央)ら=県教育庁

 調査研究資料では「学習指導要領の内容に沿って構成されている」などと問題はないとの認識を示した。金丸会長は「審議会の委員からは活発な意見があり、教科書への関心の高さを実感した。答申は審議会の意見が反映された内容となっている」とあいさつした。

 金城教育長は「専門的な立場から審議をいただき感謝している。各地区協議会で活用してほしい」と話した。

 10日の県教育委員会で承認される見通し。調査研究資料などを踏まえ、県内七つ(国頭、中頭、那覇、島尻、宮古、八重山、竹富)の採択地区協議会が8月末までに来年度用の教科書を採択する。