【ジョン・ミッチェル特約通信員】米軍が2016年1月、有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含む濃縮泡消火剤550キロを廃棄のため千葉県にある民間焼却施設に送った際、産業廃棄物管理票(マニフェスト)にPFOSの存在を記載せず、特別な処理を必要としない通常の産廃とのみ表記していたことが分かった。

米軍普天間飛行場で2020年4月に起きた泡消火剤の漏出事故。基地の外の民間地にも大量の泡消火剤が流出した
燃やすと有害物質が拡散する泡消火剤 米軍から知らされないまま焼却 千葉の民間施設で
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