沖縄県の玉城デニー知事は11日、県庁で記者会見し、6月23日の沖縄戦全戦没者追悼式で朗読される「平和の詩」に宮古島市立西辺中学校2年の上原美春さんの「みるく世の謳」を選んだと発表した。

「平和の詩」朗読者を発表する沖縄県の玉城デニー知事=11日、沖縄県庁

 上原さんは、めいの誕生という「命の芽吹き」を通して、76年前の戦争に「時を超えて」思いを広げ、「平和な世界は私たちがつくるのだ」と誓った。

 追悼式のパンフレットに掲載する作品では、図画部門で中城村立中城中学校2年の仲栄真花さんの「受け継ぐ想い」、作文部門では県立首里高校2年の重田真妃さん「私たちに託されたもの」がそれぞれ選ばれた。

 玉城知事は、追悼式典の規模が2年連続で縮小されることについて「心苦しく思っている」とした上で、「戦争と平和について考え、平和を尊ぶ 沖縄から平和への思いを内外に発信する大切な機会になる」と述べた。