訪問看護「ナースステーション豊見城」が1日、沖縄県豊見城市高安に開所した。病院事務の仕事などで20年以上医療に関わってきた高良咲友梨(さゆり)代表(47)は「地域の人に訪問看護を知ってもらい、望むケアを受けられない人を一人でもなくすための受け皿になりたい」と意欲を示した。

 高良さんは医療の現場を見てきた立場から「人生の最期の時間を家族と暮らすことが大切で、穏やかなエンドオブライフを支える取り組みが不可欠」と強調。「特に今は、新型コロナウイルスの影響で病院では面会ができないことから、医師と協力し、自宅で病院と同じように治療、看護できる訪問看護のニーズが高まっている」と語る。

 一方で、逼迫(ひっぱく)する医療費を抑制するために国は病状の回復期、療養期には在宅医療と、在宅介護の方針に切り替えているにもかかわらず、在宅でどのような治療や看護を受けることができるかという一般の人の認識が「追いついていない」とも指摘する。

 高良代表と共に仕事をするのは看護師4人。...