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糸数、東京五輪での雪辱誓う 重量挙げ61kg級 リオ大会3kg差でメダル逃す

2021年6月14日 09:00

 リオデジャネイロ五輪の悔しさを晴らす舞台がやってきた。男子61キロ級の糸数陽一(警視庁)が2大会連続での五輪出場を決めた。初出場だったリオでは、旧階級の62キロ級で4位入賞。それでも3位とはわずか3キロ差で「五輪でしか悔しさを晴らせない」と東京五輪でのメダル獲得を目指し、汗を流し続けてきた。

昨年末の全日本選手権を制した糸数陽一。2度目の五輪に挑む=2020年12月、新潟県

国体優勝時の糸数陽一。東京五輪では「さらに大きくなった自分を見せたい」と意気込む=2019年10月、茨城県

恩師の大湾朝民さん(右)と記念撮影する糸数陽一=2016年8月、那覇市内

昨年末の全日本選手権を制した糸数陽一。2度目の五輪に挑む=2020年12月、新潟県 国体優勝時の糸数陽一。東京五輪では「さらに大きくなった自分を見せたい」と意気込む=2019年10月、茨城県 恩師の大湾朝民さん(右)と記念撮影する糸数陽一=2016年8月、那覇市内

 4月にあったアジア選手権ではトータル285キロで3位入賞。自身が持つ日本記録の298キロには及ばないが、ポイントを稼ぐためにスタート重量をあえて低く申告したためで、11日に国際連盟が発表した東京五輪選考のランキングリストでは狙い通り5位に入り、五輪を確実にした。

 5月で30歳になった。東京五輪が1年延期したことは、糸数にとって決してプラスなことばかりではない。それでも五輪延期でできた期間は「重量挙げを始めた頃の気持ちに戻れた。バーベルに触れるありがたさを感じられた」。コロナ禍でバーベルを握れない時期が続いた分、練習を再開した時には競技の魅力に改めて気付くことができた。

 東京五輪について世論の賛否が分かれる中で、ひたむきに開催を信じ、バーベルを握り続けてきた。昨年12月の全日本選手権では「さらに大きくなった自分を見せたい」と宣言。悲願のメダル獲得へ、歩みを止めるつもりはない。

 糸数陽一(いとかず・よういち)男子61キロ級。1991年5月、南城市(旧知念村)生まれ。久高中2年で重量挙げと出合う。リオデジャネイロ五輪は62キロ級でジャークとトータルの日本新記録を出して4位に入賞。2017年世界選手権は銀メダル。61キロ級でスナッチ135キロ、ジャーク164キロ、トータル298キロの日本記録を保持する。豊見城高-日大出、警視庁。160センチ。30歳。

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