プロ野球西武で沖縄県石垣市出身の平良海馬投手(八重山商工高出)が13日、メットライフドームで行われた中日3回戦で開幕から32試合連続無失点とし、2リーグ制となった1950年以降ではセ、パ両リーグ新記録を達成した。14日の広島2回戦も無失点で記録を33試合に伸ばすとともに、開幕からに限らない連続試合無失点のパ・リーグ記録にあと1とした。

9回に登板し無得点に抑えた西武・平良=マツダ

投げては球速151キロをマークした八商工時代の平良海馬。打席では規格外の豪快なのスイングに会場がどよめいた=2017年

9回に登板し無得点に抑えた西武・平良=マツダ 投げては球速151キロをマークした八商工時代の平良海馬。打席では規格外の豪快なのスイングに会場がどよめいた=2017年

 平良は13日の中日戦で4-3の九回に登板し、1安打で乗り切って今季6セーブ目。14日の広島戦では3-2の九回に登場し、無失点で7セーブ目を挙げた。

 13日の試合後のインタビューで「1試合1試合、連続無失点を積み重ねていきたい」とさらなる記録更新を誓った。

■平良投手「希望の星」

 石垣市出身でプロ野球の西武ライオンズに所属する平良海馬投手(21)が開幕から32試合連続無失点の最長記録を達成したことを受けて、地元石垣島の元チームメートや支援者から13日、偉業達成をたたえる声が上がった。小中高校と共に白球を追い掛けたかつての仲間は「日本を代表する投手に成長し、とても誇らしい」。平良投手が高校性のころ、筋力アップのために通ったトレーニングジムの経営者は「石垣の野球少年の希望の星だ」と快進撃を喜んだ。

 「素直にうれしい」。平良投手と小学校からのチームメートで八重山商工高校では捕手としてバッテリーを組んだ大濵進一郎さん(21)=大阪府=は記録達成を自分のことのように喜ぶ。本人と約1カ月前に電話で会話した際、「『絶好調』と話していた」とし、「今後もさまざまな記録を塗り替えてほしい」と期待した。

 平良投手が高校時代に通った市内のジム「LINE’S FIT」。金城盛春代表(51)は昨年12月の新人王に続く快挙に舌を巻く。「誰よりも集中して取り組んでいた」と当時を振り返り、「今回を機に平良投手を目指す島の子が増えてほしい。メジャーリーグ挑戦を視野にとことん突き進んでほしい」。