まだ認知症という言葉もなかった1972年、年間194万部を売り上げた有吉佐和子の小説「恍惚(こうこつ)の人」。妻を亡くし認知症が悪化した夫を描き、人間の尊厳を問うたベストセラー▼洋の東西を問わず、この病をテーマにした作品は数多い。