沖縄県石垣島出身の若獅子に、また一つ勲章が加わった。13日、メットライフドームで行われた中日戦で西武の平良海馬(八重山商工高出)が開幕から32試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立。14日にマツダスタジアムで行われた広島戦でも九回に登板して零封し、自身の記録を早くも「33」に延ばした。開幕からに限らない連続試合無失点のパ・リーグ記録は、03年の西武・豊田と14年のオリックス・比嘉幹貴(コザ高-国際武道大-日立製作所)が記録した34試合。早ければ15日の広島戦で並ぶ。

 平良は昨季、防御率1・87、日本人で6人目の球速160キロをマークし、県勢初のパ新人王を獲得した。球界を代表する豪腕は今季から変化球も多投して相手打線を沈黙させ、防御率0・00を更新し続ける。

 セ・パ合わせたプロ野球記録は06年の阪神藤川がマークした38試合。13日の中日戦後のヒーローインタビューで「そっち(の記録)も超えられるように頑張る」と宣言。さらなる高みを目指し、豪快に右腕を振るう。

 一番の拍手を受け、西武の平良が抑えとしてマウンドへ向かう。1点を勝ち越した直後の九回。緊迫した場面で先頭打者に内野安打を許しても動じず、後続を断った。...