任期満了に伴う来年1月予定の名護市長選挙で、現職の渡具知武豊市長が2期目への立候補を表明した。「オール沖縄」が支援する市議の岸本洋平氏が既に立候補の意向を固めており、両候補がそろった形。辺野古の新基地建設を巡り、渡具知氏は前回の選挙戦から賛否を示しておらず、子育て支援策で一定の評価を得てきた。岸本氏は辺野古反対の姿勢を示しつつ、市民生活に直結した政策をどう打ち出せるか。辺野古問題と暮らしの向上につながる取り組みが争点になりそうだ。(北部報道部・當銘悠、国吉聡志、政経部・山城響)

 渡具知氏が実現した子育て支援策(学校給食費、保育料、高校生までの医療費の無償化)について、与党市議らは「市民からの評価は高い」と強調。県連関係者は「前回選挙で市民は生活、暮らしを選択した。2期目はさらにスキルアップし、より良い生活環境の構築を目指す」とする。

 その子育て支援策の財源は「基地と引き換え」の米軍再編交付金。...