NPBエンタープライズは16日、東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のメンバー24人を発表し、石垣市出身の平良海馬投手(21)=八重山商工高出、西武=が選ばれた。同競技で県出身選手が五輪代表に選出されるのは初めてで、平良の侍ジャパン入りも初となる。

東京五輪の野球日本代表に選ばれた西武・平良海馬=3月、メットライフドーム(小笠原大介東京通信員撮影)

八重山商業高校時代の平良海馬投手=2017年

東京五輪の野球日本代表に選ばれた西武・平良海馬=3月、メットライフドーム(小笠原大介東京通信員撮影) 八重山商業高校時代の平良海馬投手=2017年

 平良はクイックモーションから160キロ近い剛速球を投げ、変化球も多投。制球力やキレもあり、抜群の安定感を誇る。13日にあった中日戦で開幕から32試合連続無失点とし、2リーグ制となった1950年以降ではセ、パ両リーグ新記録を達成。現在も記録を更新し続けている。

 東京五輪代表に内定した県出身選手は自転車ロードレースの新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)、レスリングの屋比久翔平(ALSOK)、空手形男子の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)、カヌー・スプリントの當銘孝仁(三条市スポーツ協会)、重量挙げの糸数陽一(警視庁)、宮本昌典(東京国際大職)に続き、7人目となった。

 たいら・かいま 1999年11月生まれ。石垣市出身。173センチ、100キロ。真喜良サンウェーブで野球を始め、中学は八重山ポニーズに所属。八重山商工高3年春には最速152キロを記録。2018年にドラフト4位で西武に入団し、19年に1軍デビューし、20年にパ・リーグ新人王に輝いた。