沖縄県の玉城デニー知事は16日、新型コロナウイルスの感染拡大で出されている緊急事態宣言の期限が20日に迫る中、7月4日まで2週間延長するよう政府に要請した。16日夜、記者会見し、明らかにした。

政府に緊急事態宣言の期間延長を要請する方針を発表した玉城デニー知事=16日午後7時過ぎ、県庁

 「県内の医療提供体制は決して安心を取り戻したとはいえない」と述べた。

 知事は、1日当たりの感染者数は「着実に減少している」との認識を示した。だが、感染状況は依然、国の7つの判断指標のうち、過半がステージ4で感染まん延期にあるとして、引き続き感染防止対策を徹底する必要があるとした。

 知事は緊急事態宣言対象地域への追加が発表された5月21日時点の感染状況と同水準で、「新型コロナウイルスと接触する機会が高くなっている」と指摘。医療提供体制も、全国知事会や国の応援で「なんとか確保できている」とし、依然ひっ迫しているとした。

 県立学校の休校措置を解除するかどうかは、18日の対策本部会議で決定する。