沖縄県糸満市の「ひめゆり平和祈念資料館」を支援しようと、県出身バンド「MONGOL800」のキヨサクさんらが18日夜、ひめゆりの塔の前で、有料配信ライブ「ひめゆりの詩」を収録した。「himeyuri~ひめゆりの詩~」など9曲を歌い、平和のメッセージを伝えた。ライブは「慰霊の日」の23日正午から有料配信され、経費を除いた収益は入館者数が激減した同資料館へ寄付される。

 この日は、ひめゆり学徒隊に「解散命令」が出た日にあたる。1945年の沖縄戦に傷病兵の看護や食事の支度のために動員された女学生たちは、戦況悪化に伴い南風原の陸軍病院から南部へ撤退、同年6月18日に解散命令が出た後、戦場をさまよい、計136人が犠牲となった。
 ライブの収録は約1時間で、UKULELE GYPSY(キヨサク from MONGOL800)と民謡歌手の古謝美佐子さん、そして前日に「私にも歌わせて」とキヨサクさんにメールを送った沖縄出身の女性デュオ「Kiroro」の玉城千春さんも参加した。
 キヨサクさんは「小さな恋のうた」や「あなたに」、古謝さんは「童神」と「ひめゆりの唄」、玉城さんは沖縄アミークスインターナショナルの生徒と手掛けた新曲「Hope Dream Future」と読谷中学校の生徒と作った「命の樹」などを披露した。
 同資料館は新型コロナウイルスの影響で、2020年度の入館者数が前年度より86%減少。「開館以来の危機」と訴えてきた。
 キヨサクさんは収録後の記者会見で...