沖縄地方は6月に入って断続的に土砂降りの雨が降り、土砂崩れや道路冠水などが相次ぐ。今年の梅雨は長く雨が降り続くのではなく、短期間に雨が一気に降る傾向がある。沖縄気象台は「大雨の影響で土砂崩れなどが起きている」として警戒を呼び掛けている。

幅80メートルにわたり崩れた山の斜面=18日午前11時半すぎ、那覇市繁多川の金城ダム近く(小型無人機で撮影)

 5月5日に梅雨入りした沖縄地方は、5月末までは発達した太平洋高気圧に覆われて、梅雨前線が九州南部に押し上げられたことで晴天が続いた。一方、6月からは高気圧の勢力が弱まり、前線が沖縄地方付近まで下がったことなどから、大雨となる日もある。

 5月と6月の降水量(17日時点)は、観測地点のうち与那国町と那覇市の2カ所が平年値を上回った。与那国は平年値369・6ミリに対し、今年は506ミリ。一方、宮古島市の降水量は149ミリで、平年値417ミリを大幅に下回っている。

 沖縄地方の梅雨明けの平年値は21日ごろだが、気象台は25日まで曇りや雨が続くと予想している。