沖縄県宜野湾市は、市普天間のアトリエに保管されている沖縄平和祈念像(糸満市摩文仁)の原型を修復するため、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング(CF)で寄付を呼び掛けている。取り組みは3年目で、本年度の目標額は200万円。原型の展示施設を2025年度を目標に普天満宮近くにオープンする計画で、建設費の一部にも充てる。応募は9月14日まで。

宜野湾市が制作した「平和祈念像『原型』復活プロジェクトPR動画」(「ユーチューブ」から)

 原型は、沖縄を代表する芸術家の故山田真山(しんざん)さん(享年92)が自らの戦争体験を踏まえ、1957年から18年かけて琉球しっくいで制作した。完成した像は摩文仁の沖縄平和祈念堂に納められたが、原型は今も市普天間の国道330号沿いのアトリエに残されている。

 これまでの寄付額は2019年度が181万2千円、20年度が240万3500円。8千円以上を寄付した市外在住者は、金額に応じローストチキンやジェラートなどの返礼品を13種類から選べる。

 寄付はインターネットまたは申込用紙から受け付ける。現在の原型の様子は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の「平和祈念像『原型』復活プロジェクトPR動画」から確認できる。問い合わせは市企画政策課、電話098(893)4461。