沖縄タイムス+プラス ニュース

<辺野古新基地>知事、きょう取り消しへ 国、あすにも工事資材搬入

2016年12月26日 07:57

 名護市辺野古の新基地建設を巡り、翁長雄志知事は26日にも埋め立て承認取り消し処分を取り消す。辺野古違法確認訴訟上告審での敗訴判決を受けたもので、2015年10月以来、約1年2カ月ぶりに埋め立て承認が復活する。新基地建設工事を進める法的根拠が整うことを受け、国は年明けに本格工事に着手する考えで、早ければ12月27日にも資機材をキャンプ・シュワブ内へ搬入する方針。防衛省関係者が明らかにした。

名護市辺野古

 知事は、最高裁判決に従い取り消し処分を取り消す考えを示す一方、「あらゆる手法で新基地建設阻止に取り組む」としており、岩礁破砕許可などの知事権限を行使して工事を進めさせない考えだ。今後、埋め立て承認の「撤回」も視野に、国の工事や手続きの検証を本格化する。

 具体的には、埋め立て承認時に留意事項として付した本体工事前の事前協議に応じるよう国に求める。県は承認を取り消した時点で防衛局へ「事前協議はできない」と伝えたが、沖縄防衛局は一方的に「協議終了」とみなし、辺野古での工事に着手した。

 このほか知事は(1)来年3月末に許可期限を迎える岩礁破砕許可(2)埋め立て予定区域に生息するサンゴを移植するための「特別採捕」許可(3)工事を進める上で必要な複数の設計概要の変更申請-などの権限を使い、工事阻止を狙う。

 一方、国は工事の変更申請を回避し、知事や稲嶺進名護市長の承認などを得なくても工事が進められないか検討を進めている。

 県によると、取り消し処分の取り消しは、県の文書が防衛局に到達した時点で効力が発生する。

「沖縄の基地問題」もっと詳しく。有料会員ならこんな記事も読めます。

 「翁長が恋しいです」流れ呼んだ妻の訴え 沖縄県知事選

 住宅の上を飛ばないで…「これってそんなに難しいお願い?」

 基地維持に「沖縄差別」を利用する米国 日本人の沈黙が支える過重負担

購読者プラン/デジタル購読者プランの会員なら、電子新聞も有料記事も読み放題! 


これってホント!? 誤解だらけの沖縄基地
沖縄タイムス社編集局編
高文研
売り上げランキング: 24,236

あわせて読みたい

関連リンク

沖縄タイムス+プラス ニュースのバックナンバー

沖縄関連、今話題です(外部サイト)

JavaScriptをOnにしてください

アクセスランキング

ニュース 解説・コラム

沖縄タイムスのお得な情報をゲット!

友だち追加
LINE@

沖縄タイムスのおすすめ記事をお届け!

友だち追加
LINE NEWS