沖縄県恩納村真栄田の小渡勉さん(71)宅の玄関脇の木の上に作られたヒヨドリの巣から15日、ひな1羽が生まれ、ピヨピヨと元気な鳴き声を響かせている。日本野鳥の会に所属する小渡さん宅では、5月にはシマキンパラが、去年はメジロが巣を作り子育てにいそしんだ。小渡さんは「野鳥界で、私の家が巣作りに良いと評判になっているかもしらん」と笑った。

小渡勉さんの庭で生まれたヒヨドリのひな=17日、恩納村真栄田の自宅

手にシマキンパラ2羽を乗せる小渡勉さん=17日、恩納村真栄田の自宅

小渡勉さんの庭で生まれたヒヨドリのひな=17日、恩納村真栄田の自宅 手にシマキンパラ2羽を乗せる小渡勉さん=17日、恩納村真栄田の自宅

 小渡さんによると、ヒヨドリは1カ月ほど前に巣を作りだした。ふ化してから、朝は親鳥が虫などを捕らえてきて、あんぐりと口を開けたひなに与える様子がほほ笑ましいという。

 シマキンパラのひな4羽は、今や小渡さんの手に乗るほど懐いている。「部屋に放しても、私のそばから離れないよ。親だと思っているんじゃないかな」と目尻を下げる小渡さん。ヒヨドリの卵はあと四つあるといい「かえるのが楽しみ」。野鳥の懸命な子育てを温かく見守るつもりだ。