不合理な校則が全国的に問題になっていることを受け、沖縄県教育庁が6月に県内の公立中学校139校に調査したところ、91%が「見直しを行った(もしくは検討中)」と回答した。見直しの内容では「身なり」が多く、肌着の色指定や防寒対策の制限を緩和・廃止したり、性別にかかわらず制服を選択できるように規定を改めたりする学校が増えているとみられる。教育庁は「社会通念や人権に照らして問題のある校則の見直しが進んでいる」と話している。

黒板

 開会中の県議会6月定例会代表質問で、金城弘昌県教育長が明らかにした。花城大輔氏(沖縄・自民)への答弁。

 校則見直しの内容を問う項目(複数回答可)では、「身なり」が121校、「持ち物」が36校、「校内・校外での行動」9校だった。

 那覇市教育委員会は今年3月、肌着の色指定や寒さ対策の制限などを例示し、問題のある校則を見直すよう各校に通知した。本紙の調べで、市立中学校17校中少なくとも5校が「白」や「白系統」に限定していた肌着の色を「華美でないもの」「黒や紺、灰色も可」などに変更したことも分かった。

 学校の校則を巡っては、文部科学省も今月、社会や時代の変化に合わせて見直すよう都道府県教委に通知した。