沖縄本島内で入浴中の女性らを盗撮したなどとして、沖縄県迷惑行為防止条例違反や住居侵入、邸宅侵入、建造物侵入の各罪に問われた那覇市のアルバイト被告(29)の判決公判が5日、那覇地裁であった。坂本辰仁裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

那覇地裁

 判決によると、被告は昨年2月から今年1月までの間、那覇市や南風原町、八重瀬町、うるま市の住居敷地やアパート外廊下に侵入するなどし、スマホによる盗撮行為などを計14回繰り返した。被害者に未成年5人が含まれる。

 坂本裁判官は「被害者に気付かれても撮影を継続するなど犯行態様は非常に大胆かつ執(しつ)拗(よう)なもの。常習性は顕著であり、規範意識は相当低下していたと言わざるを得ない」と判示した。

 一方、被告が事実を認め、心療内科でカウンセリングを受け、犯行原因についての自己分析や衝動性を抑える服薬治療を始め、交際相手が監督・支援を申し出ていることなどから執行猶予が相当と判断した。