沖縄地方は7日、太平洋高気圧に覆われた影響で、県内25カ所の観測地点のうち、那覇市名護市など4カ所で今年の最高気温を更新した。肌を刺すような日差しが照り付け、全ての観測地点で30度を超える真夏日となった。

青空の下、イカを干す作業に追われる鮮魚店の店主=7日午後、南城市・奥武島(伊禮健撮影)

 那覇市で午後0時29分に32・8度、名護市で午後1時26分に32・2度、国頭村で午後2時31分に32・0度、渡嘉敷村で午後0時50分に30・1度を記録し、今年最高となった。

 環境省と気象庁は、熱中症の危険性が極めて高いとして、沖縄本島地方に「熱中症警戒アラート」を発表。外出をなるべく避け、こまめに水分を補給するよう呼び掛けた。

 南城市の奥武島で、梅雨明け後から本格的に始まったトビイカの天日干し。青空の下、有刺鉄線につるす作業に追われていた「たいら鮮魚店」店主の平良綾乃さん(43)は「今年は豊漁。炒め物にしても、あぶってもおいしい」と話した。

 沖縄地方では8日も気温が高くなる見込み。八重山地方では最高32度が予測され、沖縄気象台は「熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される」とし、外出を避け、室内をエアコンなどで涼しい環境にして過ごすよう呼び掛けている。