元気に巣立って-。沖縄県名護市の稲田小学校(又吉元晃校長)の6年生の教室前に立て掛けていた竹ぼうきに鳥が巣を作り、子どもたちが優しく見守っている。鳥はスズメ目カエデチョウ科の「シマキンパラ」とみられる。

竹ぼうきに作られた巣を見守る子どもたち=6日、名護市・稲田小学校

 6月8~20日の休校期間中、巣が作られているのを教諭が発見し、休校明けに巣の中に卵があることにも気付いた。児童らによると、親とみられる鳥が近くの電線に止まっていたり、時折、巣にやってきたりする様子が確認されているという。

 6年生の高木イナさん(11)は「無事にふ化して、大きくなってほしい」、名嘉美采(みこと)さん(12)は「これから飛ぶ練習をするのかな。これからも静かに見守りたい」と笑顔で話した。

 6年生担任の望月香織教諭は「子どもたちが巣を優しく見守っていて、うれしい。子どもたちも巣立ちの学年なので、いつか『みんなも巣立っていくんだね』という話をしたい」と目を細めた。