梅雨が明け、夏真っ盛りの12日夕方、太陽と同じ高度で少し離れた左右の両側に光が現れる「幻日(げんじつ)」が沖縄県本部町で確認された。

本部町で確認された幻日。太陽の両側に光の柱が見える=12日午後6時半ごろ、本部町渡久地の濱元橋から(比嘉啓一郎通信員撮影)

 沖縄気象台によると、氷の粒からなる上層雲(巻雲など)が現れた時に、粒で光が屈折して起きる現象。

 太陽の周りに光の輪が見える「暈(かさ)」はたまに見られるが、左右が光る「幻日」は珍しいという。この日は太陽の両側に色の光が現れ、太陽に向かって右側(北側)が強く光っていた。

 幻日を初めて見たという町内在住の女性(42)は「少し得した気分。時間がある時は空を眺めてみようと思う」と話した。

 気象台は那覇市で同日午後3時と6時に巻雲が観測されたとし「幻日が発生する気象状況にあったと思われる」としている。(比嘉啓一郎通信員)