沖縄県立コザ高校で運動部主将の男子生徒が顧問から日常的に叱責(しっせき)され1月末に自殺した問題で、県教委が設置した第三者調査チームの他の生徒や教職員への聞き取りが1回のみで、遺族の証言や疑問を生徒らに確かめていなかったことが14日、分かった。県教委は調査期間が短かったことが要因と説明。聞き取り対象の人選も県教委が事前にリストを作って調査チームに渡したことも判明し、調査の中立性と公平性に疑問符が付く。(社会部・徐潮)

 遺族は「本当にショック。子どもを失った親の喪失感を分かってほしかった」と涙を浮かべながら語った。県教委に調査期間の延長や聞き取り対象を増やすよう依頼したが、応えてもらえなかったという。「改めて独立した第三者委員会を設置して、全容を明らかにしてほしい」と求めている。...