【宮古島】市内の商業施設やホテルなどを循環する「宮古島ループバス」の実証運行第2弾が12日から始まった。プレイベントが9日、市役所で開かれ、座喜味一幸市長やミス宮古島の小松里紗さんらが参加、チケットレスで乗車できる顔認証システムなどを体験した。座喜味市長は「コロナ対策として顔認証を導入した。キャッシュレス時代を先取りした事業でもあり、観光客や市民の利便性も高まるだろう」と期待を寄せた。

マスク着用のままでも顔認証システムが作動することを確認するミス宮古島の小松里紗さん

専用ウェブサイトで顔情報を登録する座喜味一幸市長(右)=9日、宮古島市役所

マスク着用のままでも顔認証システムが作動することを確認するミス宮古島の小松里紗さん 専用ウェブサイトで顔情報を登録する座喜味一幸市長(右)=9日、宮古島市役所

 12日から9月5日まで実施する実証運行では、モバイル決済端末機を利用したキャッシュレスや既存路線バスとの乗り換えにおける利便性向上の検証を行う。国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、総事業費は3301万円。交通インフラを手掛ける双日へ委託し、宮古協栄バス、八千代バス・タクシー、中央交通がループバスを運行する。

 北小前を出発点とする吉野海岸行きと逆向きの北小前行きの2路線があり、要望の多かった商業施設前など22カ所に停留場を設けた。吉野海岸行きの出発時間は午前7時40分~午後3時半までの6便。北小前行きの出発時間は午前7時50分~午後6時までの7便。所要時間は約2時間。

 観光客は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を利用し乗車券が購入できる。1回乗車券は中学生以上が500円、3歳~小学生が250円、3歳未満は無料。そのほか1~3日乗車券もある。

 身体障害者手帳を持っている人と付き添いの人は半額。1~3日乗車券購入者は、専用ウェブサイトで事前登録すると顔認証での乗車も可能。

 市民は期間中乗り放題の乗車券が購入できる。中学生以上が千円、3歳~小学生が500円、3歳未満は無料。事前にウェブサイトで顔情報を登録し、各バス会社の営業所で代金を支払う。詳しくは特設ウェブサイト、https://miyakoislandbus.com