[ティンクティンクのコラムユイヤサ!](16)我那覇セイラ

 私の故郷、恩納村は西海岸に面していることから、海と関わりの深い生活をしてきました。祖父と父が漁師で、私も幼い頃から魚や貝、モズクなどをよく食べてきました。

 村の伝統的な漁法の一つに「アンブシ漁」があります。定置網、建網とも呼ばれ、沖に向かって約600メートルの網を仕掛けます。その網に入った魚は2度と出られない仕組みで、潮が引いたら追い込んだ魚を取ります。

 中学生の頃、この「アンブシ漁」の体験行事に参加しました。屋嘉田潟原の端から端まで、参加した生徒と父母が総勢で歩き、イノー(礁池)でピチピチと泳ぐ魚たちを取っていきます。しかし私は、泳いでいる魚が苦手で、全く魚を取ることが出来ませんでした。体験行事の運営をしている父に、うまく取れないと相談しに行くと、「アバサー(ハリセンボ...