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「たくさんの日の丸…それだけでうれしかった」 新城幸也、充実の35位 3度目の五輪は最高のレース

2021年7月25日 15:31

 自転車男子個人ロードレース(234キロ)が、静岡県の富士スピードウェイをゴールに行われ、3大会連続で出場した沖縄県出身の新城幸也(36)=八重山高出、バーレーン・ヴィクトリアス=は6時間15分38秒で35位だった。初参加の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)は6時間25分16秒で84位。

男子個人ロードレース 声援を受けて明神峠を登る新城幸也(手前)。奥はゴールの富士スピードウェイ=静岡県小山町

 2019年のジロ・ディタリアで総合優勝したリチャード・カラパス(エクアドル)が6時間5分26秒で制した。ツール・ド・フランス総合2連覇のタデイ・ポガチャル(スロベニア)は3位だった。

3度目の五輪 食らい付き「最高」

 レース距離234キロの五輪路を走り抜けた新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)は「最高。これ以上できないというくらいのレースだった」と充実感をにじませた。18歳で欧州に渡ってから、人生の半分をささげてきたロードレース。6時間15分38秒の35位で終えた自身3度目の五輪は、特別な大会となった。ゴール後、「27日に欧州に戻ってまたすぐにレースがある。後半戦がスタートです」と早くも気持ちを切り替えていた。

 18日に閉幕したツール・ド・フランスを終えたばかりの各国の猛者が集結。獲得標高4800メートル超という、世界屈指の難コースが戦いの舞台となった。

 中盤まではメイン集団に食らい付いた。だが残り約33キロ、標高差約800メートルを一気に駆け上がる難所に差し掛かると徐々に遅れ、199.3キロ地点では51位に。登りを抜けて再び30位台に浮上し、最後の直線は周りの選手に促されながら集団を抜け出してゴールした。

 リオデジャネイロ五輪の27位を上回ることはできなかったが「ノートラブルで補給もうまくいった。力で打ちのめされた感じ。これが僕の今の位置ですね」と潔かった。

 道中、さまざまな場所で日の丸を掲げた応援団に背中を押された。36歳の日本の第一人者は「こんなに日の丸を見たレースはない。それだけでうれしかった」と満足そうに振り返り、再び主戦場の欧州に向かう。

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