沖縄県名護市のネオパークオキナワ(宮里好一園長)は29日、レッサーパンダ2頭の飼育展示を始めた。種の保存のため動物園同士で希少動物を貸し借りする「ブリーディングローン」制度を使い、山口、徳島両県の動物園から無期限で借り受けた。同園によると県内での展示飼育は初めて。

飼育係から差し出されたリンゴをほおばるレッサーパンダのチャル=29日午前、名護市のネオパークオキナワ

飼育係から差し出されたリンゴをほおばる、レッサーパンダの「チャル」=29日午前、名護市のネオパークオキナワ

飼育係から差し出されたリンゴをほおばるレッサーパンダのチャル=29日午前、名護市のネオパークオキナワ 飼育係から差し出されたリンゴをほおばる、レッサーパンダの「チャル」=29日午前、名護市のネオパークオキナワ

 雄のチャル(3歳、7キロ)と、雌のさくら(6歳、6キロ)で、メインハウス2階のカフェショップの一角にある別々の展示スペースで飼育されている。29日午前のお披露目式でさくらは寝ていたが、チャルは飼育係が差し出すリンゴをほおばっていた。

 家族や友人4人で来た屋嘉比瑛奈(えな)さん(6)=名護市=は「初めて見たけど、たぬきみたい。お顔がふっくらしていてかわいい」。母親の啓子さん(37)は「コロナで開いている施設も少ない。動物と触れ合う場があり、助かっている」と見守っていた。

 レッサーパンダは中央アジアの山岳部などに生息し、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定している。