沖縄県教委は29日、児童生徒に体罰を加えた公立小中学校教員2人の懲戒処分を発表した。那覇市立中学校の男性教諭(46)は昨年10月、口のきき方が悪いとして、男子生徒の頭を窓ガラスにぶつけた後、首元をつかみ壁にもぶつけたとして、停職6カ月となった。

体罰を加えた公立小中学校教員2人の懲戒処分を発表(写真はイメージ)

 また今年3月、帰りの会に参加しなかったことを理由に、別の男子生徒の後襟をつかみ床に倒した後、無理やり立たせる行為を2回繰り返した。生徒2人ともけがはなく、登校を続けているという。同教諭は2006年度にも体罰行為で2カ月の停職処分を受けている。

 浦添市立小学校の男性教諭(42)は4~6月、廊下を走るなどして注意を受け入れない児童に対し、平手打ちや太ももをつねるなどの行為をしたとして、戒告処分となった。被害に遭った児童は少なくとも4人。けがはなく、いずれも登校しているという。

 処分された教諭2人はともに自身の行為を管理職に報告していなかった。金城弘昌教育長は「体罰は禁止されており、被害に遭った児童生徒をはじめ、県民に深くおわびする。教員の人権意識の高揚を図り、再発防止に努める」と謝罪した。