自動車専用道路の国道58号名護東道路(沖縄県)の世冨慶IC(インターチェンジ)-数久田IC区間(2・6キロ)が31日午前10時に開通し、全線が開通した。2012年に開通した伊差川IC-世冨慶IC間(4・2キロ)と合わせ、全区間は6・8キロ。開通に合わせて「道の駅」許田前の信号機を廃止し、道の駅もリニューアルした。許田ICから伊差川ICまで、信号なしで走行できる。

開通した国道58号名護東道路の数久田IC周辺=31日午前10時半すぎ、名護市(小型無人機で撮影)

名護東道路開通区間

開通した国道58号名護東道路の数久田IC周辺=31日午前10時半すぎ、名護市(小型無人機で撮影) 名護東道路開通区間

 許田ICから今帰仁城跡までの所要時間が45分から34分に短縮されるなど、北部各地域へのアクセスが向上。交通量の分散で名護市内での渋滞緩和も見込める。

 北部国道事務所の大城照彦所長は「着工から20年かけて完成した。コロナが収まった際は、ぜひやんばるに遊びに来ていただきたい」とあいさつ。渡具知武豊名護市長は「多くの県民の皆さん、観光客の皆さんがやんばるに訪れることを期待している」と話した。

 新区間を通行した、伊差川区の池宮秀延さん(80)、仲里政清さん(71)は、許田まで15分以上だった所要時間が10分以内になったと笑顔。「信号待ちなしですいすい進めて、上等だね」と喜んだ。