沖縄こどもの国(沖縄県)のチンパンジーの子ども「ナツム」(雌1歳11カ月)が31日までに死んだ。園によると成長不良などが原因。生まれた時から両股関節に異常があり、二足歩行が困難だった。運動量が少ないため小食で、園では運動の誘発に取り組むなど対策していた。

チンパンジーの「ナツム」(左)と母「ココ」=2020年3月7日、沖縄市・沖縄こどもの国(同園提供)

元気なころの「ナツム」と母親のココ=2019年(沖縄こどもの国提供)

チンパンジーの「ナツム」(左)と母「ココ」=2020年3月7日、沖縄市・沖縄こどもの国(同園提供) 元気なころの「ナツム」と母親のココ=2019年(沖縄こどもの国提供)

 4日朝、飼育係が出勤時に死んでいるのを確認したという。30日に同園が開いた記者懇談会で説明した。担当者は「大変悲しく、残念。今までナツムを応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました」と感謝した。園のチンパンジーは全5匹となった。

 ナツムは2019年7月に同園で初めて繁殖に成功したチンパンジーの赤ちゃん2頭のうちの1頭。名前は来園者から応募のあった約450点の中から、雌の赤ちゃんには「ナツム」、雄の赤ちゃんには「モコイチ」が選ばれた。