今年2月、沖縄県の石垣漁港南東沖で八重山漁協所属の漁船「夏美丸」(2トン)が無人のまま漂流し、付近海上で60代男性船長の遺体が見つかった事故で、船長が漁獲物を船へ引き揚げる際、何らかの原因で海に転落したとみられることが分かった。死因は溺死。国の運輸安全委員会が7月29日、事故調査報告書で公表した。

(資料写真)海

 報告書によると、船長は2月4日早朝、同漁港沖のパヤオ近くで漁をしていた。漁獲物のかかった釣り糸を手に巻き付け、手繰り寄せる際、海に転落したとみられる。救命胴衣は着けていなかった。漁船発見当時、舷門は開き、釣り糸が垂れた状態となっていた。