家畜飼料価格の高騰が長引いている。JAおきなわが販売する7~9月期の飼料価格は、4~6月期に比べ1トン当たり6千~9700円上がり、2四半期連続の値上がりとなった。トウモロコシや大豆かすなど外国産原料が高騰していることが主な要因だ。新型コロナウイルス感染拡大で外食需要が減り、子牛や業務用鶏卵の価格が上がらない中、経費に占める餌代の割合は高まり、農家の経営を圧迫している。(政経部・又吉朝香)

 トウモロコシやマイロという飼料穀物の配合量が多い養豚用飼料が特に値上がりしていて、7~9月期は4~6月期比9700円増の1トン当たり7万3700円となった。次いで、養鶏飼料が7600円増の7万5千円、肉用牛飼料は6千円増の7万3千円となった。

 飼料価格の上昇は全国的傾向。改定額は、地域や畜種、銘柄によって異なるが、JA全農が販売する飼料の全畜種平均も4700円の値上げとなった。

 鶏卵を生産・販売する見奈須フーズ(南城市)は、約10万羽を飼養している。月300トンの飼料を購入しており、餌代は経費の7割を占める。7月の餌代は、...