静岡県熱海市の大規模土石流で起点となった土地の現在の所有者が2013年、盛り土の崩落を防ぐための安全対策を実施すると記した文書を県に提出していたことが3日、県への取材で分かった。県は、現所有者側が土地取得後に何らかの安全対策を施したものの、十分ではなかった可能性を指摘。崩落の危険を認識しながら必要な対策を怠った疑いもあるとみて詳しい経緯を調べる。

 静岡県熱海市で発生した大規模土石流の起点=2日(共同通信社ヘリから)

 土石流は3日で発生から1カ月。大部分が盛り土とみられる計約5万6千立方メートルが崩れ落ち、約130棟を押し流した。22人の死亡が確認され、5人が行方不明のまま。(共同通信)