2015年10月に山形県高畠町で町の活性化を目指して始まった大人の学び場「熱中小学校」が10月、沖縄市中央の一番街商店街内に開校する。「もう一度7歳の目で世界を」を合言葉に、世代を超えた学びの場を提供。人が集うことで商店街の活性化を狙う。

10月に沖縄市の一番街商店街に開校する「おきなわ熱中小学校」をPRする早川周作校長(右)と事務局のNPOコザまち社中の照屋幹夫理事長(中央)ら=3日、県庁

 「熱中小学校」は過疎化で廃校となった小学校を舞台に地域活性化を目指して始まったもので、沖縄は20校目となる。海外の1校を除き全国の18校は過疎地域で開校しており、商店街内は初めて。全国の生徒総数は約千人で、平均年齢は52・1歳。

 おきなわ熱中小学校の第1期は10月から来年3月までの第2、4日曜日に講座を開く。IT企業の社長や大学教授、デザイナー、技術者などさまざまな講師陣が講義する。参加は誰でも可能で年齢も問わない。費用は半年2万円。県内外から受講生を呼び込み、県内100人、県外200人を目指す。

 校長には、卓球Tリーグの琉球アスティーダを運営する琉球アスティーダスポーツクラブの早川周作社長が就任。名誉校長に県系2世のセイコウ・イシカワ駐日ベネズエラ大使が就く。事務局はまちづくりNPOコザまち社中(照屋幹夫理事長)が担う。

 3日に県庁で記者会見した早川校長は「7歳の目線でさまざまな情報を仕入れ、人生を豊かにしようというのがテーマ。全国から著名人が集まるので、この機会に新しい刺激を受けてほしい」と話した。

 開校場所となる沖縄市の「Hanaわらび」で22日午後1時からオープンスクールがある。対面、オンラインの両方が選べる。参加無料。問い合わせはコザまち社中、電話098(989)0905。