沖縄県は100社以上も出版社が存在することや、売り上げランキングは常に沖縄関連書籍が半数を占めるなど、他府県とは出版事情が全く違う。だから県内の人気作家も沖縄を書く人が多くを占める。そのうちの1人が仲村清司氏。

「消えゆく沖縄-移住生活20年の光と影」光文社・842円/なかむら・きよし 1958年大阪市生まれの沖縄人2世。作家・沖縄大客員教授。大阪に18年、京都に4年、東京に16年暮らした後、96年那覇市に移住。「本音の沖縄問題」など著書多数
[読書]仲村清司著「消えゆく沖縄-移住生活20年の光と影」 故郷愛に満ちた「遺言」
有料この記事は有料会員限定です。会員登録すると、続きをお読み頂けます。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
※ 無料期間中に解約すると、料金はかかりません。
残り765文字