沖縄総合事務局は4日、熱帯低気圧の接近に伴う大雨による洪水に備え、同日正午ごろから大宜味村の大保ダムで事前放流を実施すると発表した。総事局は「降雨がない状況でも大保ダム下流の大保川の水量が徐々に増加するため、川には近づかないでほしい」と注意を呼び掛けている。午前11時20分現在で、大保ダムの貯水率は98.3%となっている。

(資料写真)貯水率が100%を超え、オーバーフロー(越流)する沖縄県最大の水がめ・福地ダム=2021年6月、東村(小型無人機で下地広也撮影)

 また、今後の降雨の予想によっては他のダムでも事前放流を実施する可能性があるとしている。

 気象庁によると4日午前9時ごろ、熱帯低気圧が台風第9号になった。台風は宮古島の南南東約110キロの位置にあって、時速15キロで東北東へ進んでいる。台風は次第に勢力を強めながら、5日午前9時には久米島の西北西約10キロに達する見込み。