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コロナ禍で諦めかけた結婚式 ビーチで実現 挙式会社が無料で贈る 学生と協力し感染対策

2021年8月5日 13:47

 昨年6月に結婚した那覇市在住の儀保龍一さん(30)と萌さん(25)が、沖縄県読谷村の渡具知ビーチでこのほど結婚式を開いた。新型コロナウイルスの影響で1度は諦めかけた挙式。沖縄市のブライダル会社「Lara Wedding」(山田ルミ子代表)が招待客なしの式を企画し、無料でプレゼントした。親族や友人の出席を控える感染対策を取った上で、マスク越しに門出を見守ったのは協力会社4社とインターンシップの学生たち14人。萌さんは「学生と一緒につくり上げたことが一番心に残った。式ができて本当によかった」と笑顔で話した。(中部報道部・屋宜菜々子)

儀保龍一さんと萌さん夫妻(中央)の結婚式を作り上げた学生やスタッフ=7月10日、読谷村・渡具知ビーチ

 山田代表は「コロナ禍で挙式を延期や断念したカップルと、インターンシップが減っている学生を支援したい」とプレゼントを企画。応募のあった14組から儀保さん夫妻が選ばれた。

 インターンシップの沖縄ブライダルモード学園2年生の4人は、2カ月前からオンラインで新郎新婦と打ち合わせを重ね、式当日に使うブーケ制作や新婦のヘアメークにも挑戦した。練習を重ねて本番のブーケを作った仲上門典樺(のりか)さん(19)さんは、ハイビスカスなど沖縄の花を中心に新婦が好きなカスミソウも加え、海やビーチに映えるかわいらしいブーケを仕上げた。

 ヘアメークは大工廻(たくえ)紀杏(のあ)(19)さんが、撮影アシスタントは嘉陽田涼凪(すずな)さん(19)が担った。

 式では、海をバックに新郎新婦が指輪の交換や誓いの言葉を交わし、学生や協力会社のスタッフが見守った。フィナーレは三線の生演奏に合わせて新郎新婦と学生がカチャーシーを踊り、小人数ながら温かみと笑顔あふれる式になった。

 龍一さんは「学生と作り上げた式はワクワク感があって楽しかった」と満面の笑みを見せた。

 リーダーを務めた学生の山川麻里奈さん(20)は「新郎新婦とのコミュニケーションが大切だと感じた」と、将来ブライダル業界を目指す上で貴重な体験になったという。

 協力した挙式プロデュースの「デリ・アート」(東京都)の担当者は「場所を選ばず、招待客なしで2人だけの挙式方法もあると知ってほしかった」と協力した理由を話した。そのほか「LA・studio」(沖縄市)、「Derflure」(うるま市)、「iruiru」(北谷町)、沖縄ブライダルモード学園の卒業生・仲宗根芽衣さん(24)が協力した。

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