沖縄気象台は5日午後5時10分、熱帯低気圧那覇市の南西にあって、ゆっくりした速さで北へ進んでいると発表した。中心の気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となり、発達しながら北から北東へ進んで、5日から6日にかけて沖縄地方に接近する見込み。

熱帯低気圧の経路図(気象庁HPから)

台風9号の経路図(気象庁HPから)

熱帯低気圧の経路図(気象庁HPから) 台風9号の経路図(気象庁HPから)

 沖縄本島地方では6日にかけて東のち南西の風が強く吹く見込み。気象台は6日にかけて、強風への注意を呼び掛けている。沖縄県の国頭村奥では5日午前0時52分に最大瞬間風速21.7メートルを観測した。名護市でも同0時17分に18.7メートル、うるま市でも午前1時3分に18.1メートルをそれぞれ観測した。

 また本島地方では、5日は多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が、6日は多い所で1時間に40ミリの激しい雨が降る予測。気象台は、本島地方で土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分に注意するよう呼び掛けている。

  ▽予想される最大風速(最大瞬間風速)
 5日 沖縄本島地方 東のち南西の風 15メートル(25メートル)
 6日 本島北部   南西の風 18メートル(25メートル)
    本島中南部  南西の風 15メートル(25メートル)
    久米島    南西の風 15メートル(25メートル)

 台風9号は5日午前6時現在、南シナ海にあってゆっくりと北東に進んでいる。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速30メートル。