交通事故に遭ったヤンバルクイナなどがリハビリできる施設を建設するためのクラウドファンディングが、7月30日午前9時17分に始まった。

道路を走って横切るヤンバルクイナ=7月18日午前7時ごろ、国頭村

記者会見で協力を呼び掛けるどうぶつたちの病院沖縄の長嶺隆理事長(右)とやんばる地域活性サポートセンターの比嘉明男理事長(左)。生態展示学習施設のヤンバルクイナ「クー太」(左端)も会見をのぞいた=3日、国頭村安田

道路を走って横切るヤンバルクイナ=7月18日午前7時ごろ、国頭村 記者会見で協力を呼び掛けるどうぶつたちの病院沖縄の長嶺隆理事長(右)とやんばる地域活性サポートセンターの比嘉明男理事長(左)。生態展示学習施設のヤンバルクイナ「クー太」(左端)も会見をのぞいた=3日、国頭村安田

 沖縄県国頭村安田のヤンバルクイナ生態展示学習施設を運営するNPO法人やんばる・地域活性サポートセンターの比嘉明男理事長とNPO法人どうぶつたちの病院沖縄の長嶺隆理事長らがプロジェクトを立ち上げ、3日に記者会見した。

 7月に世界自然遺産に登録されたやんばるの森では、多くの希少種が交通事故で命を落としている。今年は7月末までにヤンバルクイナの事故が24件発生しており、既に昨年の22件を超えた。

 集まった資金で、事故に遭った野生生物を救護したり、リハビリしたりできる施設を建設し、活動を通して野生生物保護の普及啓発などに取り組む。最終目標金額は2千万円。施設は生態展示学習施設に隣接する形で建設し、来年秋ごろの完成を見込む。

 会見で長嶺理事長は「事故に遭い、けがをしたヤンバルクイナやノグチゲラ、リュウキュウヤマガメなどで同院の病床は常に満床状態。本来はより広いスペースでリハビリさせたい動物たちが多く入院している」と現状を説明。

 比嘉さんは「関係機関と慎重に協議を重ねながら、けがをした動物たちが生態にあった環境で野生復帰を目指せる施設にしたい。多くの方にぜひご協力いただきたい」と呼び掛けた。

 クラウドファンディングは9月30日まで。3千円から参加でき、オリジナルグッズを返礼品として用意している。下記のURLからアクセスできる。

https://readyfor.jp/projects/yanbarukuina