与那国島には巨大なわらじや鉄鍋をくりぬいた粒を海に流す習慣があった。体が大きく、固い米を食べる人間が住んでいると外向けに発信するためだ。女性や食べ物を目当てに襲い来る海賊から島を守る手段だった

▼8日の町長選で初当選した元町議会議長の糸数健一さん(67)は、与那国自衛隊協力会の役員を務めてきた。島周辺で外国船を見て、古くからの「島を守る」意識に自衛隊配備の必要性が加わった

▼陸自は2016年に配備された。同じく推進派だった現町長が防衛省予算でごみ焼却炉の建設などを訴えると、...