沖縄県国頭村でピンク色のクビキリギスと黄色のオキナワヘリグロツユムシが見つかった。どちらもキリギリスの仲間で通常は緑色をしている。識者は「どちらも珍しい。黄色のオキナワヘリグロツユムシは初めて見た」と驚く。

ピンクのクビキリギス=7月29日、国頭村(篠原太郎さん提供)

黄色のオキナワヘリグロツユムシ=7月29日、国頭村(生井望さん提供)

ピンクのクビキリギス=7月29日、国頭村(篠原太郎さん提供) 黄色のオキナワヘリグロツユムシ=7月29日、国頭村(生井望さん提供)

 オクマプライベートビーチ&リゾートのエコツアーガイド、篠原太郎さん(46)と生井望さん(26)が7月29日、村内の森の中で発見した。

 バッタの生態に詳しい千葉県立農業大学校の清水敏夫准教授によると、クビキリギスのピンク色の個体は自然界で500~千匹に1匹の割合で出現するという。

 ピンク色になる明確な理由は分かっておらず「生息環境の影響を受け、突然変異だと考えられる」と説明。一方、黄色のオキナワヘリグロツユムシは「別の種類で黄色の個体を見たことがあるが、成虫でここまではっきり色が出ているのはかなり珍しい。写真は貴重な資料」と指摘した。

 篠原さんは過去にもピンクと黄色の個体を見つけたことがあり「1日で2種類も見られるとは思わなかった。写真に収めるという念願がかなった」と喜んだ。