首里城の焼失で沖縄県が指定管理者の沖縄美ら島財団に損害賠償を請求していないのは違法として、沖縄県内在住の住民8人が16日、県を提訴した。損害賠償金として1億9967万円を県が財団に請求するよう求めている。

 訴状では「財団の防火管理上の最善注意義務違反の過失で県指定の重要文化財などの宝物の焼損を招いたのは明らかだ」と指摘し、財団は県の損害を全額賠償する責任があるとした。県の損害は(1)火災で入場料収入が減り、財団から県に支払われる固定納付金が減額となった(2)県が所有する美術工芸品の文化財の焼失-から算出したとしている。...