[胃心地いいね](639) やちむん食堂 八重瀬町伊覇

一番人気の豆腐チャンプルーセット。刺し身や唐揚げも付きボリュームたっぷりだ

子どもからお年寄りまでおいしく食べられる店にしたいと話す山口洋店長(中央)=八重瀬町伊覇のやちむん食堂

八重瀬町・やちむん食堂

一番人気の豆腐チャンプルーセット。刺し身や唐揚げも付きボリュームたっぷりだ 子どもからお年寄りまでおいしく食べられる店にしたいと話す山口洋店長(中央)=八重瀬町伊覇のやちむん食堂 八重瀬町・やちむん食堂

 沖縄のやちむん(陶器)に郷土料理がてんこ盛り。舌でも目でもおなかいっぱいになれるのが、八重瀬町伊覇にある「やちむん食堂」だ。

 店は2013年にオープン。3代目店長の山口洋さん(39)によると、建設業など「がっつり食べるお客さまが多く、自然と量が増えていった」と話す。最近は女性同士の客もおり、週末は家族連れと客層も広がっている。

 一番人気は豆腐チャンプルーセット(税込み820円)。大ぶりの陶器におかず、横の皿には鶏の唐揚げに小皿、ご飯、おつゆ代わりの沖縄そば、さらに知念漁港で仕入れたマグロのお刺し身付きと、ボリューム満点だ。

 次いで人気の沖縄そばセット(同)もごはん、唐揚げ、そして刺し身と、見ただけでおなかいっぱいになる。クーブイリチー定食(780円)は、細く切った昆布と三枚肉をご飯に乗せた、定食屋ではなかなか見かけない一品だ。

 同店は南風原町で居酒屋を創業した前里宗一郎さん(49)が始めた。やちむんを食器に使い、沖縄料理を中心に約30メニューを提供する発想は前里さんのアイデアといい、「コストがかかっても、いい素材で調理しよう」というこだわりも人気の源だ。

 麺の上に具材が乗る野菜そばとシンプルな沖縄そばは、麺にたどり着くまでの時間が違うため、秒単位で湯通しの時間などを調整する。「料理一つ一つを自信を持って出すことで、おいしいと言ってもらえる。まず目の前のお客さまを大切にしたい」と山口さんは思いを込める。

(南部報道部・又吉健次)

 【お店データ】八重瀬町伊覇233の6。営業は午前11時半開始で平日午後4時、土日祝祭日は午後8時まで(緊急事態宣言の解除後は時間変更あり)。定休日なし。駐車場約20台。電話098(998)1077。